史上初の大躍進、「住みたいまちランキング」18位アップのワケ

こんにちは。石和設備工業のインターンとして広報を担当することになりました、小澤 杏慈と申します。

第一回KAWAYA市のお手伝いをさせていただいた事をきっかけに、インターンとして石和設備工業の広報をやらせてもらっております。

右も左も分からない状況ではございますが、そんな私の感じたままを等身大で発信していきたいと考えてます!

あたたかい目で見守っていただけますと幸いです。

実は当初、KAWAYA市vol.3の記事を任せていただいておりましたが、知識を深めようと所沢や様々なイベントについての記事や文献を見漁っていくうちに、「所沢の住みやすさ」に非常に興味をそそられてしまいました。今回はその事についてお話できたらなと思います。

1 大規模施設の台頭が「住みたいまちランキング」に及ぼす影響

2 所沢の住みやすさ ランキングの裏側と住民の声

3 住民が「住み続けたい」と思える街への変化

4 大学生の私から

5 さいごに

①大規模施設の台頭、「住みたいまちランキング」に及ぼす影響

近年の所沢の変化は目まぐるしいもので、ショッピングモール「グランエミオ所沢」、KADOKAWAが運営するポップカルチャー施設「ところざわサクラタウン」、改修された「ベルーナドーム」、所沢駅の再開発…。若者の休日の遊び場に所沢が候補として上がるようになりました。

そして「住みたいまちランキング」では所沢史上初の30位という結果を残すことに成功。こういった背景には、大規模な施設の建設など目立ったニュースが若者の票を推し進めたと言えるのでしょうか?

実際、以前まで「所沢」という地名を知らなかった私の友達が、最近ではサクラタウンのファンに…という事もありました。

ですが、たった1年でこうも急に18位も順位を上げてしまいますと、疑念なのが「目立ったもん勝ちなのでは…?」という考えです。

②所沢の住みやすさ ランキングの裏側と住民の声

そこで「住みたいまちランキング」上位の都市を調査してみました。

そして、その地に住んでいる人たちのリアルな声を聞くため、SNSやニュースのコメント欄を覗きました。

すると…

「騒音がうるさい」、「物価が高い」、「スーパーが無い」、「カフェしか建たない」

 

と、かなり悲痛な声がちらほらと見受けられました。

確かに「沢山の娯楽施設がある」という事や、「交通のアクセスが良い」という特徴は人の目につきやすく耳にも入りやすいですが、いざ住み易いかと言われてしまうと話は別なのかもしれません。

所沢の人口は緩やかに増加しており、世帯数の推移は10%増の傾向にあるのです。

どういう事かというと、「住みたい」と思って転入してきた世帯の増加は勿論、実際に所沢に越してきた人たちが別の地域に漏れないという転入>転出の図が出来ているのです。

「いや、所沢は元々田舎だったから開発されて程よく都会になっただけじゃないの~?」

違います。実際私も今年のデータのみを読んだときにそう感じました。

驚くべきことに、年単位でみるともう約20年以上所沢の世帯数が減少したことが無いのです。

大きなショッピングモールの建設、駅の大開発、それよりもずっと昔からです。これが何を示唆しているのか。

それは紛れもなく、昔からずっと住み続けやすい街ということ。

近年の大開発や商業施設の建設によって、外に発信する事を成功した所沢は、見事「住みたいまちランキング」という指標で30位という結果を残しました。

今後、今より所沢に参入してくる人々が増えてくるかもしれません。そうなれば目指したいのは、外から見て「住んでみたいな」と思う街は勿論ですが、住民が「住み続けたい」と思える街です。

じゃあ、何が住民に「所沢に住み続けたい」と思わせるんだろう。

③住民が「住み続けたい」と思える街への変化

「アクセスが良い」、「スーパーが近くにある」、「治安が良い」…

挙げ出せばキリがありませんが、正直こういった都市は世の中に溢れかえっていると思いませんか。かつての所沢が良い例です。目立った施設や景色などが無ければ、埋もれて行ってしまうのが常です。

そうなると私が求めるのは、地域社会が活発な街です。少し欲張りかもしれませんが、本当に楽しいから。

KAWAYA市、暮らトコ、市民フェスティバル…。他にも時期によって沢山の催事が行われる所沢。

暮らすトコロマーケットの様子

そして、新たに参入してきた住民が他に流れることなく所沢にとどまる事が出来るカギは、こういった動きがある事なんじゃないかな。立地の良さや派手な施設があることに胡坐をかいて肝心の住民の声を蔑ろにされてしまっては意味がありません。あくまで主役は住民なのに。

もちろん人口の参入が今よりも緩やかだった昔と注目され始めた今とで、人口の転出も差異が無いのは難しい事だと思います。

でも、子育て世代が増えて、お年寄りの方が増えて、若い人たちが増えて…どの年代の人が増えてもオールマイティーに包み込めちゃうのが所沢だと私は思いました。

田舎過ぎず都会過ぎず、街は活気であふれていて素敵!

何より、目まぐるしい進化に胡坐をかかず、街をよりよくしていこうと一意専心に活動する方々には頭が上がりません。

勿論それはKAWAYA市も!

実際一年前、KAWAYA市というイベントをスタッフメンバー側で体験した時、社長やここで働いている皆さんはとても格好良かったです。私は当日の朝、開始より少し早く行って準備するだけでしたが、今こうして第三回の準備段階の時期に出社させてもらうと、皆さん【通常業務に加えてKAWAYA市の準備】という忙殺されてしまうような仕事量を着々とこなしていました。

その裏には、KAWAYA市に強い思いがあったり、沢山の人との関りがあったり、それは私には計り知れるものではありませんが、皆さんの何かに向かって頑張っている姿には刺激を頂きました。

KAWAYA市の様子

④大学生の私から

常々思うのは専門知識を習得し、スキルを磨き自己研鑽をしていくのが大学生というのは当たり前ですが、同時に働くとは何なのかを考え始めなくてはならない時期だと思っています。

また、今回お話させていただいた地域社会や都市の魅力は、働く場所や生活の質に大きな影響を与える事であると私は思います。快適で魅力的なまちでの生活は、働くことや勉強することに対するモチベーションを大いに高めてくれます。

実務経験を通じて、大学の勉強と現実の仕事の関連性を肌で感じながら、同時に自分の興味や適性を発見していけたらなと思います。

単なる収入を得る手段ではなく、自己実現と地域社会への貢献の手段であることを感じながら、これからの職業生活をより意義深くしていきたいです。

⑤さいごに

所沢の急速な変化と住みやすさへの魅力を探求し、住民の声と地域社会の重要性を強調してきました。

所沢の大きな変化に目を奪われがちですが、実は長年にわたる住み続けやすい街としての魅力の気づきが生まれました。

住みやすさを追求し、地域社会を活発にし、住民の声を大切にすることが、所沢の成功に関係しています。

所沢は単なる「目立ったもん勝ち」ではなく、住民が「住み続けたい」と思える素敵なまちであることを再確認できる題材でした。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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