「公衆トイレツアー」レポート第一弾、目指すは渋谷のトイレプロジェクト
「THE TOKYO TOILET」の「あまやどり」。


ポテンシャルがそもそも高い日本のトイレ。かの地渋谷でどこまで進化する!?


鮮度の高い情報の発信地である渋谷から、ついに出ました、トイレプロジェクト「THE TOKYO TOILET」。

くさい!汚い!!暗い!!怖い!!!

というイメージを払しょくするために立ち上げられたプロジェクトというか
トイレは日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴!!
ってことで著名なクリエイターとのコラボ企画、
渋谷区内に17か所の個性的かつ快適なトイレができたらしい。

でもそもそも日本の公衆トイレって
海外の公衆トイレに比べると、信じられないくらい清潔だと僕は思っていて。

浄水の方法やトイレットペーパーの質によるものかもしれませんが
使用済みのトイレットペーパーは流すものではなくゴミ箱(フタナシ)に捨てるもの
というトイレを海外旅行で見たときに鼻と目がすくんだ経験、ありませんか?

日本の技術力、愛すべしです。

基本的に国際的にみたら抜群の清潔さを誇る日本のトイレ。

なのに立ち上がった渋谷区のトイレプロジェクトでさらなる飛躍とは
いったいどこにたどり着いてしまうのか!?

これはトイレ野郎と名乗り上げた僕が行かないわけにはいきません!

まず安心感はマスト。男性用・女性用・誰でもトイレ、の設備が整っていることへの素晴らしさを実感すべし!

みなさんは「誰でもトイレ」をどんな人が利用しているかご存じでしょうか。
例えば車いすの人。
男性でも女性でもない人。
赤ちゃんのおむつ替えをしたい人。
小さなお子さんと一緒に入りたい人。
そしてオストメイト(ぼうこう・直腸機能障害を持つストーマ⦅人工ぼうこう・人工肛⦆保有者が、
ストーマ装具や汚れ物を洗うための汚物流し、汚れた腹部を洗うことができるシャワーなどを設けたトイレ)
を使用したい人。

でも、誰でもトイレというのはすべて共通の設備がそろっているわけではありません。

ベビーベッドがなかったり、
ベビーチェアがなかったり、
オストメイト対応トイレではなかったり。

渋谷区のトイレプロジェクト「THE  TOKYO  TOILET」で作られたトイレは
「目指すのは性別、年齢、障害を問わず、誰もが快適に使用できる公共トイレ」だそう。
そのためすべて施設の設備は共通で作られています。

この安心感たるや、素晴らしいと思いませんか?

「あそこのトイレにはあれがないかも。調べてから行かなきゃ」と思わなくていいノンストレス感。

トイレの専門家である僕たちも、こうあるべきと身の引き締まる思いでした。
僕らの住む町所沢の公衆トイレも、こういう安心感があるのが当たり前になってほしいと思いました。

オスメイト・ベビーベッド

男子トイレにもベビーチェアあり

トイレがきれいで使いやすいからという理由で、行く場所を考えることは地味にある。

飲食店や商業施設だとよく言われていますね。
トイレがきれいだとリピートしたくなる、
デートで行っても子連れで行っても安心できる、などなど。

今回見に行ったのは公衆トイレなので、リピートは別にしなくてもいいと思うんですが(笑)。
でも、暗くて汚れたトイレのある公園よりも、キレイで安心感のあるトイレのある公園のほうに
行きたくなるのは確実ですよね。

とある学校のトイレ研究会がウィズコロナ時代における外出先トイレ利用実態調査によると

1位 清潔そうなトイレを使う
2位 混雑していないトイレを使う
3位 外出先でできるだけトイレを使わない(!!!!!なんと!!!!!!健康にもよろしくないです!!!)

外出先でトイレを使わないという回答が3位にランクイン。

これからここ渋谷では、積極的にトイレを使いたくなる場所が増えるんだろうなーと思うと、うらやましくて仕方ない。
所沢のトイレ野郎としては、所沢でも「清潔で、混雑してなくて、安心して使いたくなるような」トイレを作りたくて仕方ありません。
うずうずしますね!

雨宿りというよりはまるで宇宙船のよう。「神宮通公園トイレ」

「あまやどり」の基本的なスペック

男子WC 小便器:2 大便器:1
女子WC 大便器:1
だれでもWC 大便器:1

トイレとしてもさほど大きな規模ではなく、安藤忠雄史上最小の建設物ともいわれています。

運命的にも、この日はあいにくの雨で「あまやどり」という名前のついたトイレを見るにはうってつけ。

この日何件か公衆トイレを回ったのですが、僕が最も記憶に残ったトイレはここでした。

理由としてはまあ、
・とにかくかっこいい!宇宙船みたい!!
・トップライトや灯りの使い方もかっこいい!
・清潔さの維持管理や落書き防止のため素材が人工物ということが目からうろこ!

という点。

そしてこの渋谷区のトイレプロジェクトの共通の良さとしては、
・非接触水栓の普及率が高くて衛生的
ですね。ご時世的にも衛生的に使用できるのはポイント高かったです。

逆に個人的に気になった点もありました。
・僕は男子入り口サインを見逃してしまった。
男子小便器の正面を通り過ぎてしまうような回遊動線は良くないような気がした。
・風が抜ける感じが良いがなぜか開放感が薄い(もしかしたらこの日雨だったからかもしれないけど)。
・ゴミ箱が小さくて残念に感じた。
・この日たまたま建築現場作業員が数名トイレの壁にもたれかかって休憩や喫煙していた。
従来の暗くて汚れたイメージの公衆トイレだったらできるだけトイレから離れて休憩していたと思う。
そもそも禁煙エリアなんだけど、このトイレがキレイで「雨宿り」ができちゃうからつい、たばこも吸いたくなっちゃったのかも。
トイレの近くで喫煙したくなるのはわかるんだけど他の人には逆効果ですね(笑)。

こう書くと気になった点のほうが数的には多いんですが、それはトイレ愛が深い僕だからこそと思ってご容赦を。
革命には挑戦と改善がつきものです。

トイレは毎日たくさんの人が使う場所。清潔さをキープするために行っていることとは

安藤氏いわく、「汚れていなければ人はあまり汚さない」。
だからきれいにずっと保ってもらえることが大事。

以前の落書きされ放題で暗くて治安の悪い雰囲気のトイレにはしたくないので、
アルミ素材で落書きされない対策を。
治安の悪さの原因の一つとなっていたクローズドな空間を解消すべく、
壁を格子状にして外からも見える(トイレの個室はみられませんよ!)解放感をプラス。
入口を二か所設けたことで、風の通り抜けを感じられるようにして、
臭いがこもらないように工夫を。
掃除が入る以外にトイレの設備自体がきれいに安全に使われる工夫がなされている点が
さすがでした。

そして清掃は1日3回(清掃員にインタビューしました)、早朝・通勤ラッシュ後・昼食後だそう。
ちなみに清掃員のユニフォームにもこだわっていて、
ファッションデザイナーのNIGOが監修してデザインしているらしいです。
KAWAYA-DESIGNのスタッフユニフォームもこだわって作ったんですが、
やっぱりスタッフのモチベーションを上げるために、見た目の印象も大事ですよね(笑)。

安藤氏は『清潔で美しい国』をトイレから発信できればいいと思って「あまやどり」を作ったそうですが、
KAWAYA-DESIGNは『清潔で美しい所沢』をトイレから発信したい!!!
と胸を熱くしました。

所沢に実現できそうなトイレを作りたい!
そういう気持ちで、
今日もまたトイレ巡りをいたしました。

ああ、この状況じゃなかったら、トイレ談義を近くの「渋谷横丁」でしたかったです。
コロナ禍が落ち着いたら僕の熱いトイレ談義、リアルで聞いてくれるって方、ぜひご連絡ください(笑)。

本日も読んでくださり、ありがとうございました。

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