今回壁のタイルは残しますが、床の段差解消や給水管を壁内部に隠ぺいする都合上、1m20cmの腰壁をつくることになりました。

ピンク色が大好きなお客様。

しかし、タイルが既にピンクのため、全く同じ色にして合わせない限り腰壁に違和感が生じます。

そこで腰壁の壁紙は「ワインレッド」を使うことに。

同系色でありながら、アクセントカラーとしても機能する色です。

また、床との間に濃色を挟むことで、クッションフロアとの色のつながりも自然になりました。

和式トイレのリフォームはタイルを残すケースも多く、既設と新設の調和が空間づくりの「要」となります。

トイレ空間であまり目を向けられることのない換気扇。
しかし、大きな動作音、高所で掃除が大変、ほこりがつきやすい換気扇カバー、ちょろんと出た電源コード……。気になるポイントが多くあり、改善方法をご提案しました。

換気扇はカバー付きのものに交換し、ほこりが付きにくい仕様に。
電源コードはリフォームを機に壁内部に納め、不要となったコンセントにはメクラカバーを取り付けました。
換気扇のお手入れや掃除が劇的にラクになる工夫です。