新しいトイレと古いタイルが融合する空間【和式トイレの洋式化リフォーム】

商品名

GG3-800＋CES9335R

店舗名

築45年　一般住宅

金額

-万円（税別）

施工期間

内装工事含め2日間

KAWAYA-DESIGNでは一般住宅から店舗までデザインリフォームを承っています。

高齢になると使いづらくなる和式トイレ。介護保険を利用して、和式トイレを洋式トイレにリフォームしました。

ブルーをテーマカラーに、新しいトイレと古いタイルが融合した、新しい空間に生まれ変わりました。

状況

築45年
先代からお付き合いのあるお宅からのご依頼

お客様のご要望

何種類かトイレをピックアップしてほしい
介護保険を利用したい

今回のトイレリフォーム推しポイント

①タイルを部分的に切り欠く、難易度の高い工事
②モロッカンを想わせる、タイル調クッションフロア
③狭いトイレにピッタリ。TOTOのGG-800

■タイルを部分的に切り欠く、難易度の高い工事

ご予算の都合で壁タイルはそのまま残すことになりました。

床のタイルは、引き戸レールとの取り合いの都合上、四方のふちを残して切り欠きます。

実は、タイルを解体するのは大変な作業。

粉塵が舞い、まるで浦島太郎が玉手箱を開けたかのような真っ白な世界になります。

粉塵が他の部屋に流れないよう、ドアを閉め、窓を全開にして送風機で粉塵を外へ出しながら作業します。

また、タイルを部分的に切り欠くには高度な技術も必要。

クラック（ひび割れ）を起こさないように、機械だけでなく時には手で。ノミとハンマーで慎重に一枚ずつ丁寧に壊していきます。

■モロッカンを想わせる、タイル調クッションフロア

滑りやすく危険だった床タイルは、安全性の高いクッションフロアに。

これでご高齢の方も安心してお使いいただけます。

既存タイルとのコーディネートとして選んだのは、あえてのモロッカン調。

タイルのようにも見えるブルー系のクッションフロアで、調和とアクセントのダブル効果を狙いました。

■狭いトイレにピッタリ。TOTOのGG-800

和式トイレは空間が狭いケースが多く、洋式トイレにリフォームする際は前方の身支度エリアを確保することが大切です。
洋式トイレの奥行き寸法は140cmあると理想的ですが、こちらのお宅は118cm。
空間を広げるのは難しいため、できるだけコンパクトなトイレを選ぶことが望まれます。

複数の候補の中から選ばれたトイレは「GG-800」
TOTOの一体型トイレの上位モデルです。
TOTOの従来品と比べると約7cmコンパクトな設計。
コンパクトでありながら、タンク式トイレのため、低水圧の環境でも設置できるトイレです。
手洗いは広くて深い形状。水ハネがしにくいので、しっかりと洗えます。

Before

床に段差はないが、しゃがむのはご高齢の方には辛い姿勢。タイル床は滑りやすく危険も伴う。

After