トイレのアクセントクロスはどこに貼る？貼る面の選び方とプロのテクニック

埼玉県所沢市のリフォーム会社KAWAYA-DESIGNです。

弊社ではさまざまな方法を用いて、オリジナリティの高いトイレ空間をご提案しています。

トイレの蓋や蓋裏にオリジナルデザインを施す、ラッピングトイレの技術に加えて、積極的に活用しているのが「アクセントクロス」です。

アクセントクロスを取り入れると、トイレが広く感じられたり、トイレが明るくなったり、おしゃれで自慢できるトイレ空間になったり……と嬉しい効果が生まれます。

ところで、アクセントクロスの色や柄は決まっていても、悩みになりやすいのが「壁のどこに貼るか」「どの面に貼るか」ということ。

壁の一面に貼るか、正面またはサイドに貼るか、他の壁紙を組み合わせるか……など意外と考えることが多いものです。

今回は弊社の施工例から、アクセントクロスでおしゃれに垢抜けたトイレ空間をご紹介。

アクセントクロスを貼る場所やポイントについても解説します。

シンプルな白の壁紙にブルー×イエローのアクセントクロスがかわいいトイレ空間。

階段下という圧迫感を受けやすい場所ですが、アクセントクロスを使うことによって、空間を広く見せる「白」の効果を最大限に引き出しています。

ブルーとイエローは、カラーコーディネートでは「補色」に近い関係です。

補色は色相環の対極にある色同士のこと。反対色を使うことで、互いを引き立て鮮やかに見せるという効果を得られるのです。

アクセントクロスを一面だけでなく何面か貼りたい場合は、補色のテクニックを上手に使うと、華やかでまとまりのある空間になります。

また、イエロードットもブルーストライプのクロスも、白地がベースとなっている点もポイント。白を効果的に使っているから、2つの柄と2つの色が混在してもスッキリとまとまって見えます。

こちらの施工例は、スウェーデンで人気のグラフィックデザイナー「ロッタ・キュールホルン」デザインの壁紙を使っています。

レトロでキュートな壁紙ですが、お客様はアクセントクロスではなくメインクロスに使いたいとのことでした。

柄物のクロスを3面に使うのは、なかなかの冒険ですが、ニッチ（飾り棚）とトイレ正面にネイビーのアクセントクロスを入れました。

アクセントクロスとして効果的な場所は、トイレの正面だけではありません。

ドアを開けたときに正面になる位置も、効果的な場所のひとつです。

こちらの施工例は、ドアを開けるとブルーグレーのアクセントクロスとタイル調のクッションフロア、マットブラックのトイレ蓋がまず目に入ります。

次にトイレ蓋を開けると、壁に飾ったアートと蓋裏のデザインがリンク。

アクセントクロスが一面だけでも、アートやデザイントイレを活用することで、オリジナリティの高い空間になると分かります。

気取りすぎないアメリカンテイストが心地よい、カッコいいトイレ空間になりました。

化粧直しできるパウダースペースを併設したトイレをスイッチルームと呼んでいます。

こちらの施工例は、北欧風のイエローの花柄を、造作収納部分にアクセントクロスとして取り入れました。

華やかで引きが強い柄は、このようにポイント使いという方法もおすすめです。

また、パウダースペース側の壁はサブウェイタイルとなっており、会社の女子トイレがカフェのトイレのような空間に仕上がりました。

アクセントクロス成功のポイントは、アクセントクロスのデザインや貼る位置ばかりを考えるのではなく、トイレ空間を立体的に捉えることです。

階段下の段差や収納の段差、飾り棚の内部など、アクセントクロスを貼る場所と貼らない場所を上手く選別するのも、失敗しないためのコツ。

バランスが命ともいえる、アクセントクロスの選定や施工は、気軽にプロを頼ってほしいなと思います。

そして、一番大切なのはトイレデザインをとことん楽しむこと！

KAWAYA-DESIGNは、一般住宅のリフォームから店舗リノベーションまで、豊富な施工実績のある会社です。

トイレリフォームのプロが丁寧にヒアリングを行い、お客様ひとりひとりの「好き」を引き出します。

せっかくトイレをリフォームするのなら、とことんこだわって、心地よいトイレ空間を作ってほしい……。

それがKAWAYA-DESIGNの願いです。

「おしゃれ！」「カッコいい！」と思わず歓声が上がってしまう、そんなトイレ空間を一緒に作ってみませんか？