書類も収納できる、すっきり美しいオフィストイレ【所沢・アイビーホーム】
商品名 |
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トイレ・洗面・引き戸の取替・壁面収納の新設
店舗名 |
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株式会社アイビーホーム(所沢市)
金額 |
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非公開(ご予算に応じて対応可能です)
施工期間 |
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5日間(解体・電気・水道・内装・建具工事含む)
築19年の建物で、長年使われてきたトイレや洗面設備には経年劣化が見られ、生活感が出やすい状態でした。
収納スペースも限られており、保管義務のある書類や日用品の置き場に困るとのお悩みもありました。
また、開き戸は動線を妨げる場面も多く、使い勝手の面でも見直しが求められていました。
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来客対応にもふさわしい、清潔感とデザイン性のある空間にしたい
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収納が足りず困っているので、保管棚を設けたい
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全体の雰囲気を明るくしたい
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デザインはKAWAYA-DESIGNにすべてお任せ
①書類保管もできる壁面収納を設計。トイレ背面のデッドスペースを活かし、契約書類を収納できる棚を造作。
②清潔感と統一感のあるマテリアル選定。壁面収納と建具の木目をそろえ、“後付け感ゼロ”の仕上がりに。
③洗面室にピッタリサイズのカウンターとミラー収納を新設。使いやすさと高級感を両立しました。
④2枚の開き戸を引き戸に変更。利用者が出入りしやすいように動線を改善。扉はすべて造作。さりげないデザインアクセントを付けています。
■書類保管もできる壁面収納を設計
限られたトイレスペースを最大限に活用するため、便器背面の壁一面に造作収納を設計。
上段にはA4ファイルなどの保管書類、下段にはトイレットペーパーや清掃用品など、用途に応じて分けて使える設計です。
さらに右側の縦長収納にはコンセントを内蔵し、掃除機をそのまま収納しながら充電できる機能性も確保。
扉付きで中身が見えないため、生活感を抑えつつ、業務効率にも配慮したデザインとなっています。

■清潔感と統一感のあるマテリアル選定
壁面収納や建具にはタモの柾目板を使用し、ブルーグレーのクロスを組み合わせ空間全体に落ち着いた統一感をもたらしました。
扉も同じタモ材で造作することで、機能性だけでなくデザイン面でも一体感のある空間に仕上げています。
木の風合いがやさしく、コンパクトなスペースでも心地よく使えるトイレ空間を実現しました。

■洗面室にぴったりサイズのカウンターとミラー収納を新設。使いやすさと高級感を両立しました。
洗面台には、AICA フィオレストーンカウンターを採用。上品な質感と高い耐久性を兼ね備え、空間にホテルライクな高級感を添えています。
ミラー収納はミラタップ(旧サンワカンパニー) のホテルミラーボックスを使用し、実用性とすっきりとしたデザインを両立。
さらに、カウンター下のキャビネットは空間に合わせて造作。オープン棚も設け、機能性と収納力を確保しています。
明るく清潔感のある照明と、すっきりとした収納設計により、日常的に使いやすく、長く心地よく過ごせる洗面空間となっています。

■2枚の開き戸を引き戸に変更し、スムーズな動線を実現

応接室から洗面室への扉、そして洗面室からトイレへの扉――
2枚の開き戸を、どちらも引き戸に変更することで、限られた空間の中でも人の動きを妨げないスムーズな動線を確保しました。
素材にはタモの柾目板を使用し、空間全体との統一感も演出。
さりげなく施したダイヤ型のガラス窓が、視覚的なアクセントと柔らかな抜け感を添えています。
Before

経年劣化が進んだ築19年のトイレ空間。タンク式のトイレが設置されていました。収納もなく、来客を迎えるには少し寂しい印象でした。
After

タンクレストイレへ交換し、すっきりとした印象に。床上給排水だった配管は、トイレ背面のデッドスペースを活用して壁中給排水として移設。さらに、タモ材の柾目板で壁面全体を造作し、収納力と意匠性を兼ね備えたスイッチルームへと刷新しました。
Before

壁面にはオープン収納しかなく、洗面まわりがどうしても雑多な印象に。バケツや掃除用具などの日用品の置き場に困っていました。
After

収納力と清掃性を両立した洗面台に刷新。すっきりとした印象に。カウンター下のキャビネットは造作で、空間にぴったり収まる設計です。
照明は既存のダウンライトをLED化し、壁面にブラケット照明を増設。空間全体に柔らかい光が広がり、上質なホテルライクな洗面室に仕上がりました。
Before

洗面所とトイレの間には内開きの扉が2枚並び、動線上のストレスとなっていました。限られたスペースの中で扉同士が干渉しないよう、トイレ側に向かって開く仕様になっていたため、使い勝手にも支障が出ていました。
After

2枚の内開き扉を引き戸に変更することで、動線がスムーズになり、洗面所とトイレの行き来が格段に快適になりました。開閉時に扉が干渉することもなくなり、限られたスペースを有効に使えるようになったことで、日常の使い勝手も大きく向上しています。
いかがでしたでしょうか?
不動産オフィスという性質上、空間には「見た目の印象」と「日常の使いやすさ」の両立が求められます。
今回はそこに“収納”という視点を加えることで、働く人にとっても、来訪者にとっても心地よい空間へと再構築しました。
KAWAYA-DESIGNは、単なるデザインにとどまらず、現場の課題と丁寧に向き合いながら、機能と美しさのどちらも妥協しない空間づくりを目指しています。
施工詳細情報
KAWAYA-DESIGNはトイレ周りのプロ集団。
トイレの使い勝手をお客様のご要望に合わせてデザインいたします。
住む人にご満足いただけるトイレ空間・水回りなどにリフォームできるよう、
デザイン面・機能面、さらには設備の持ちがよく清潔を保てるように心がけています。