トイレは緊急性の高い住宅設備No.1
「トイレが手に入らない！」
お客様のために奔走するトイレ野郎社長の最新リポート！
埼玉県所沢市でデザインリフォーム事業を営む「KAWAYA-DESIGN」です。
新型コロナウイルスの流行により、厳しい供給状態にある半導体。
弊社も半導体不足の影響によって「トイレが入荷されない」という、前代未聞の事態に陥りました。
まだまだ厳しい状況が続いていますが、在庫で対応した施工事例と現状報告をあわせてご紹介します！
①トイレの納期回答ができない
トイレの製造自体は日本国内で行っていても、電子部品や部材は海外のサプライヤーに頼っているというのが国内メーカーの現状です。
コロナによるロックダウンで中国やベトナムの工場が稼働できなければ、当然トイレを構成する部品類も不足することに。
初めはTOTOとパナソニックがその影響を受けましたが、今度は製造できるメーカーに発注が集中します。
結果的にLIXILやジャニスなど、他のトイレメーカーにも納期遅延が発生し、結果的にどこのトイレも品薄状態となってしまった……。
これがいわゆる“トイレショック”が起きた流れです。
またトイレだけでなく、給湯器や浴室暖房乾燥機なども供給不足が発生し、新築・リフォーム市場に大きな打撃を与えています。
②在庫品を納めた現場
弊社に数台残っていたトイレの在庫。
困っているお客様のために、在庫品を使って対応した現場もあります。
前回のブログでご紹介した、階段下の空間を活かした和式トイレの洋式化リフォーム。
静かにエレガントに鎮座するトイレ。
しかし、設置した際はこのようなお姿でした。
トイレトレーニング推進のためのデザインラッピングを施したトイレだったのです！
男の子のトイレトレーニングが進むようにと、トイレの蓋に電車や車掌さんをデザイン。
成功したときは蓋にごほうびシールを貼れる仕掛けになっています。
トイトレのお悩みを解決できるかもしれない記事はこちら。
- トイトレは０歳から
●親子で楽しくトイレトレーニング
少し話がそれてしまいましたが、デザインラッピングは簡単に剥がすことができる仕様。
まっさらなトイレに戻して納品させていただきました。
③現在のトイレ入荷状況と工事の進め方
トイレショックが始まってから、弊社ではパナソニックのタンクレストイレ「アラウーノ」2台を確保しました。
1台納入先が決まったので残りは1台ですが、少しずつでも入荷し、在庫を増やしていきたいと思っています。
また、工事の進め方を工夫して納めた現場もあります。
飲食店のトイレリフォーム。
トイレを使えない状況は最小限に抑えなくてはなりません。
作業効率は悪いものの、既設大便器を使える状態で残したまま全ての工事を一度完了。
ご希望のタンクレストイレが入荷されてから、トイレの交換工事を行いました。
僕の記憶では、トイレショックは2021年10月頃から始まったように思います。
それから既に3か月……。
それでもまだご希望のトイレが納品されず、工事を待たれているお客様もいらっしゃいます。
水道工事の仕事を始めて25年になりますが、こんなことは初めてです。
一刻も早いトイレの納期正常化を望むとともに、知恵を絞ってお客様へ全力を尽くす所存です！
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KAWAYA-DESIGN（石和設備工業）は単なる「空間」を新しい視点と確かな技術で
プロデュースできる水道工事会社です。
